はじめまして、自由人です。
国内・外資系大手航空会社の客室乗務員(CA)を経て、国際結婚し、現在ロンドン在住、一児の母です。
…そう書くと、華やかなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は私、元はガチでコアなバックパッカーでした。笑
学生時代は、シベリア鉄道やグレイハウンド(アメリカの長距離バス)を利用して世界一周したり、ヨーロッパで滞在費がかからない農業ボランティアをしてみたり、かなり泥臭いことをやっていました。
自分でもつくづく思うのですが、はっきり言って、CA適性、全然ありません。
人生は旅。
とにかく世界中を見てみたい！
小さな頃から、そんな夢に向かってCAを目指してきました。
しかし、そんな邪(よこしま)な志望動機だったので、その後何社受けたか分からないくらい落ちました。
今考えると、超絶バカだなぁと思いますが、新卒で受験した大本命の会社で「旅が好きです！」と熱く語ってしまい、一次面接で撃沈しました。
大学4年になる前の春休み、その大本命航空会社のインターンシップに参加し、ロンドンのヒースロー空港で1ヶ月、就活のための貴重な時間とお金を費やしました。その直後にあった人生を賭けた採用試験でのことでした。
当時は、悔しくて、悲しくて、絶望感で泣いてばかりいましたが、20年後の今振り返ると、あの時新卒で受かっていたら、その後に入ったいろんな会社での出会いや経験も無かったんだなぁ…と思います。
その後、CAになるまでに、旅行会社、ガイドブック編集プロダクション、メーカーショールームで働きましたが、それぞれの会社での同期や上司との出会い、得られた経験が、今の自分の人生の糧になっています。
今、コロナ禍で徹底的にダメージを受けている航空業界は、当面採用見送りになり、泣いている学生さんも多いことと思います。
チャレンジさえ出来ないなんて、本当に本当に、無念ですよね…。
でも、この先チャンスはまだまだあります。
昔は、日系航空会社は既卒でも年齢制限があり、受験できるのは25歳まででしたが、今は撤廃され、女性の結婚平均年齢が上がったことも有り、何度でもチャレンジできるようになりました。
外資系航空会社もぜひチャレンジしてみて下さい。
国内航空会社とは全く違った、驚くほど自由で楽しい乗務生活が待っています！
更には航空業界以外で働く経験まで出来るんです。
その経験、絶対無駄にはなりません。
大学生だった自分に…何度も落ちて自信をなくしていた自分に…今の私が伝えたい！と思うこと。
このブログを通して、あなたに伝えたいと思います。